オートバイ乗車時のヘルメット着用は、万が一の事故のときに命を救ってくれることになります。日本であれば、ヘルメット着用率はほぼ100%でしょう。一方タイは見るからにヘルメットを着用している人は少ないようですが…。
タイメディアThai PBSは2019年7月31日、タイのオートバイ利用者のヘルメット着用率は、わずか45%であると伝えていまう。なお18歳未満の若者を対象にした調査では22%、同乗する子供の場合は8%とさら低くなっています。
報道によると、タイ健康増進財団副会長であるWerapan Supanchaimart博士は7月30日、タイのオートバイのヘルメット着用行動を9年間研究してきた結果を発表しました。ヘルメット着用率はわずか45%であり、その率は2009年以降ほとんど変化がないとのこと。
ヘルメット着用率は、運転手の52%、同乗者は22%で、平均45%。同乗者の着用率が低いのは納得で、確かにバイクタクシーの乗客は、警察の取り締まりがある時以外は、ほとんどヘルメットを着用することはありません。
また過去3年間では、チェンマイは北部で最も着用率が高く53%、中部・東部で最も高いのがノンタブリの59%、南部で最も高いのがプーケットで61%です。
バンコクでは85%の運転手がヘルメットを着用しており、ヘルメットを着用している人の数は、2017年に39%だったのが、2018年には55%に急増したとのことです。
(タイランドニュース 2019年7月31日)
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