タイ警察のローイ・インカパイロート副長官 は、タイ入国管理局に対して2024年3月14日付で、過激な行為をした外国人を厳しく検査するように命令書を送りました。各報道が伝えています。
違法行為を行う外国人の防止及び取締りの強化のため、タイに出入りする外国人の検査を厳格化することを制定。外国人に関係するすべての違法行為の徹底的な調査を行うとのことです。
最近タイでは外国人による暴力事件が多発。連日ニュースを賑わしています。
(タイランドニュース 2024年3月18日)
知的財産権事件などを扱うタイ警察管轄の経済犯罪制圧部(ECD: Economic Crime Suppression Division)は2024年3月17日、バンコク・バーンクンティアン区のカンチャナピセーク高速道路近くにある倉庫を捜索。海外から違法に輸入された象柄タイパンツ3万着以上(600万バーツ相当以上)を発見しました。各報道が伝えています。
違法に輸入されたタイパンツは、さまざまなオンラインチャネルを通じて販売されていたようです。当局は、関係者に事情を訊くなどさらに捜査を拡大します。
可愛くて、動きやすくて、お土産にもピッタリと旅行者に人気のタイパンツですが、最近は中国から模造品が流入しており、デザイン模倣などの権利侵害が問題になっています。タイ政府は「Made in Thailand」であることを確認してから購入するように呼びかけを行っています。
(タイランドニュース 2024年3月17日)
タイのセター・タビシン首相は2024年3月15日夜、チェンマイのカフェで屋外席で、世界一となったチェンマイの大気汚染を体験しながら、天然資源環境省次官とチェンマイ県知事とPM.2.5の状況と問題の解決方法について話し合いました。
セター首相は自身のXでそのときの様子の写真を投稿。この日は思ったよりも空気の質は良かった述べました。知事によると、日中は粉塵が多いですが、山火事があっても1日以内に消化できるため、夜になれば空気は良くなるとのこと。
3月16日に首相は、チェンマイの森林火災とスモッグの問題を解決する方法についての概要を訊くとのことです。
※チェンマイは2024年3月16日朝9時現在、IQAirで、世界で最も大気汚染のひどい都市になっています。
(タイランドニュース 2024年3月16日)
タイ下院は、政府が提案した2016年法改正案、テロへの資金支援や大量破壊兵器(WMD)拡散の防止・抑制に関する法律案を審議しました。2024年3月15日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
この法改正案は、指定された個人への経済的支援の禁止の定義、報告メカニズムと罰則の再構築、反マネーロンダリング事務所(AMLO:Anti-Money Laundering Office)の業務効率の強化に焦点を当てています。
この法改正の必要性は、国際基準に沿って、テロに対する資金援助や強力な衝撃を与える武器の拡散を防止し抑制するための効果的な措置を講じる必要性から生じています。 この改正案は、特に証拠収集と訴追において効果的な職務遂行を妨げる可能性がある原法の制限に対処することを目的としています。
討論中、数人の国会議員は法案の原則への支持を表明し、テロへの財政支援を防止し抑制するタイの措置を改善するものであると強調。 多くの国会議員は、人権原則を尊重する慣行の重要性を強調しました。
討論の後、評議会は第1読会で多数決により原則を受け入れることに同意し、第2読会と第3読会に進む前に15日以内に修正案を検討するために31人の委員からなる委員会を任命しました。
(タイランドニュース 2024年3月15日)
タイ南部スラタニ県のサムイ島で2024年3月7日、ロシア人が違法運営する美容クリニック「ALSPA Beauty Clinic」が摘発されました。
サムイ島ボープットの「ALSPA Beauty Clinic」は、Facebookページなどで宣伝を行い、PRP(多血小板血漿)治療など様々なサービスを提供し、外国人だけで経なくタイ人も客として頻繁に訪れていました。
警察は「ALSPA Beauty Clinic」の強制捜査を行い、ロシア人の女がオーナーで、少なくとも2人の外国人が勤務していたことが判明。さらにクリニックは医療機関としての許可を得ておらず、労働許可を得ずに勤務し、病院法に違反して権限なく医薬品を配布していたことも明らかになりました。
(バンコク週報 2024年3月14日)
4月13日のタイ旧正月を祝うソンクラン祭は今年、13~17日のソンクラン連休に加え、1日から21日まで「ワールド・ソンクラン・フェスティバル」が催される予定だが、政府のアルコール飲料規制委員会はこのほど、ソンクラン祭の期間中、飲酒可能な法定年齢に達していない若者による飲酒、および酒類販売禁止時間帯での酒販売を防止するため水かけ会場でのアルコール飲料販売を全面的に禁すると発表した。
同委員会の委員長を務めるチョラナン保健相は3月12日、「委員会では疾病対策局など関係当局から提案された酒販売禁止を含むガイドラインがすべて承認された。今回の酒販売規制は交通事故死傷者を減らすことを目的とした2022~27年のアルコール飲料規制プログラムの一環である」と説明した。
(バンコク週報 2024年3月13日)
タイ民間航空局(CAAT)は2024年3月11日、タイ正月ソンクラーン期間中の早朝・深夜の国内線に約20%の割引を適用すると発表しました。
この取り組みは、休日や祝祭期間中の航空運賃の値下げを求めるスリヤ・ジュンルンルアンキット運輸大臣の呼びかけに応じたものです。
この取り組みの一環として、航空会社6社は4月11日、12日、15日、16日に17,874席の追加座席を提供する104便の追加便を計画しています。これらの便はより安価な旅行を提供するため、早朝または深夜にスケジュールされます。割引は約20%になる見込みです。
これらの追加便は、プーケット、チェンマイ、サムイ、ウボンラチャタニ、ウドンタニ、コンケン行きの路線を運航します。航空会社のウェブサイトを通じて予約が可能になります。
(タイランドニュース 2024年3月12日)