タイ内閣は2021年11月30日の閣議で、医療ビザの発給を原則的に承認しました。このビザは、タイで治療を受けようとする外国人に最長1年間の滞在を許可するもので、観光ビザの様に更新のために出国する必要がありません。各報道が伝えています。
首相府ラチャダー・タナーディレーク副報道官によると今回の決定は、タイを国際的な医療ハブとして推進するという政府の方針に沿ったものであるとのこと。
ビザの受給資格を得るには、各患者はタイでのすべての費用について少なくとも80万バーツの銀行取引明細書を提出し、少なくとも30日前に行われた医療予約の証明と、事故、緊急事態、および新型コロナウイルスのための10万米ドル以上の保険に加入していることを証明する必要があります。
副報道官によると、現在、タイで治療を受けようとする外国人は、国外での更新が必要な観光ビザを使用しており、患者に不要な不便をかけているといいます。
医療ビザは90日間タイに滞在でき、さらなる治療で必要な場合は、継続滞在の許可を得ることになるようです。ビザの料金は6,000バーツです。（要確認）
（タイランドニュース 2021年12月1日）
