保健当局によると、タイの人口の約50%が新型コロナウイルスに対する免疫を獲得しています。2022年4月21日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ保健省疾病管理局疫学部長のチャッカラット博士によると、国内人口の10%近くが新型コロナウイルスに感染。新型コロナウイルスワクチン2回接種とブースター接種を受けた人の数を合わせると、人口の約半分が新型コロナウイルスに対する免疫を獲得したとのこと。
チャッカラット博士は、まだ免疫を獲得していない人々、特に高齢者や基礎疾患を持つ人々のような弱者層に懸念を表明しました。 チャッカラット博士は、ワクチン接種を受けた人々がタイ正月を祝うために帰省した後、脆弱性のある人々にウイルスを拡散した可能性があることを心配していると述べました。報告によると、これらのグループの人々の55%近くがワクチン接種を受けていません。
チャッカラット博士は、影響を受けやすいグループのメンバーと接触する人々には、マスクを着用すること、食べるときには社会的距離をとること、高齢の親戚にはできるだけ早くワクチン接種を受けるよう促すことを勧めました。
(タイランドニュース 2022年4月21日)