タイ国立公園・野生動物・植物保全局は2024年3月8日、ピピ島国立公園のビダナイ島近くで、外国人観光客グループがダイビングをして貝を採取した様子がSNS投稿されたことを明らかにしました。警察は現在、国立公園内で生物を違法採集した容疑の外国人観光客グループを捜索しています。
当局は、SNSの投稿などから犯行の場所や時間を割り出し、貝の違法採取に使われたボートを特定しました。
タイ国立公園・野生動物・植物保全局局長は、国立公園を訪れる観光客に以下の規制を遵守するよう要請しています。
1. 生態系や生物多様性に影響を与える天然資源を含む、サンゴ、水生動物、野生動物を収集、除去、または傷つける行為は行わないでください。
2. 下水、廃棄物、環境に悪影響を与える可能性のあるものを放置しないでください。
3. 動物の狩猟、水生動物の捕獲、または国立公園内のすべての種を危険にさらすその他の活動に従事しないでください。
(タイランドニュース 2024年3月9日)