20日、バンコクとスワンナプーム空港を結ぶエアポートレイルリンクを運営するエレクトリファイドトレインは、
記者会見を開き、線路の劣化、破損はすべて修理済みで、安全上の問題はないという認識を示した。
エアポートリンクについては、民主党のサマート前下院議員が18日、交流サイトのフェイスブックに、
破損、劣化した線路の写真を掲載し、安全面で問題があると主張していた。
エレクトリファイドトレインは、これらの写真は全て古いもので、いずれも修理が終わっていると反論した。
サマート前議員は今月12日、エアポートリンクが車両のオーバーホールを行っていないと指摘。
エレクトリファイドトレインは13日の記者会見で、こうした指摘を大筋で認め、点検、修理で当面の安全性を確保し、
2015年10月から、車両のオーバーホールを行うと説明していた。