長距離バスサービスを提供する官営トランスポート社のノパラート社長によれば、
格安航空の利用者増加で長距離バスを使う人が減っていることなどで
今年の同社の収支は約1億バーツの赤字となる見通しという。
タイでは鉄道が十分に整備されておらず、
行楽や帰省に自家用車や長距離バスを利用する人が多かった。
だが、格安航空の進出によって一部のルートでは
長距離バスの利用者が激減しているという。
これに伴い、トランスポート社も便数とバスの台数を減らしているとのことだ。
このほか、燃料は1リットル24バーツに値上がりしているものの、
運賃は燃料1リットル20バーツで算出されたもののままであり、
これも赤字を生む要因となっている。
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