タイのワチラロンコン国王は6日、
バンコクのアナンタサマーコム宮殿で新憲法を公布・施行する式典を開く。
タイ宮内庁が3日の官報で明らかにした。
式典には軍事政権のプラユット首相以下閣僚、枢密顧問官、
立法議会議員、最高裁長官、各国大使らが出席する。
侍従長が国王に憲法を渡し、国王が署名、その後、プラユット首相が連署する。
6日はタイの現チャクリ王朝記念日の祝日。
新憲法は軍政が作成した。国会が上院(定数250)と
下院(同500)の2院制で、非議員の首相を認める。
2大政党制を狙った1997年憲法の選挙制度改革が
軍政の宿敵であるタクシン元首相の台頭を招いたとみて、
公選制の下院は大政党が不利となる選挙制度に変更。
上院は憲法施行から5年間、軍政が議員を選任し、軍幹部も議員に含まれる。
新憲法は昨年8月の国民投票(投票率59.4%)で
賛成61.4%、反対38.7%で可決された。
昨年11月、プラユット首相が
ワチラロンコン国王に提出して承認を求め、国王の助言に基づき、一部を修正した。
軍政は新憲法施行後、選挙関連法案を成立させ、下院総選挙を行う方針。
軍政幹部は法整備など選挙準備に19ヵ月かかるという見通しを示しており、
総選挙は2018年後半になるとみられる。
2014年5月のクーデターでタクシン派インラク政権を倒して発足した軍政は当初、
2015年に下院総選挙を実施するとしていたが、その後、何度も日程を遅らせてきた。
総選挙後も、軍・特権階級が上院を通じて国会の3分の1を自動的に抑えることから、
軍主導の政権が発足し、プラユット首相が続投する可能性があるとみられている。
(newsclip.be 2017年4月3日 23時04分)
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