タイ国際航空 日本円など外貨での資金調達を検討している。
コスト削減とドル高による利益への影響を相殺する狙い。
同社は燃料費や機体のリース代など営業費用の約半分を米ドルで支払っている。
同社のナロンチャイ最高財務責任者(CFO)は10日、
「日本円で資金調達することでこの(通貨の)ミスマッチの
問題に対処したい」と話したが、目標額には言及しなかった。
同社は他の米ドル以外の外貨での調達も視野に入れている。
同氏は香港での会議で「手元流動性はあるが、
そのほとんどが米ドルやユーロだ」とした上で、
米国の利上げ局面でドル建ての債務を多く抱えていることが
自社にとって「ストレス」になっていると話した。
同社は2012年にエアバスA380-800購入のための初回の資金調達を円で行った。
一部のアナリストは、同社は日本路線を拡大しており、
昨年は売上高の約9%が円建てだったため、
円建てでの資金調達は同社にとって理にかなうと指摘する。
同社は4月に2016年の純利益が
1510万バーツ(約4950万円)だったことを明らかにした。
主に燃料費の低下が寄与し、4年ぶりの黒字となった。
同社はコスト削減のために通貨金利スワップに頼っている。
ドル建て債務をより良い金利の他の通貨とスワップするもので、
例えば昨年12月にはマイナス金利のスイスフランとスワップした。
ナロンチャイ氏は2月にバンコクポスト紙に対し、
この仕組みを利用することで
同社は資金調達コストを今後4~5年で30億バーツ削減する計画だと語った。
(日経新聞 2017年5月11日 22時31分)
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