タイ国内の大学61校の工学部長からなる
タイ工学部長評議会（CEDT）のコムサン会長は6月21日、
タイと中国がバンコク＝ナコンラチャシマ間に高速鉄道を建設する計画について、
工学部長らをエンジニアとして参加させること、
車両などの試験設備をタイ国内に建設することを求めた。
この計画では速やかな具体化のため先に首相が強権発動で
法的ハードルをクリアとしたことに一部から強い批判が出ている。
同会長によれば、「タイに技術移転することで
鉄道完成後も中国に頼る事態を回避することができる。
そのためにはタイ人をエンジニアとして
計画に参加させるだけでは不十分であり、
タイ国内に施設を設けて車両部品などを
試験できる体勢を整えることが欠かせない」という。
（バンコク週報 2017年6月22日)
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