これは、国家国民の力党のライバルである民主党とタイ貢献党の立候補者の中で総選挙後の首相選びにおいて自党の首相候補を選ばずにプラユット氏を首相に選ぶ可能性を示唆する者が増えているためだ。
民主党ではアピシット党首がプラユット首相の続投に反対を表明しており、また、タクシン派のタイ貢献党は反軍部を明確にしており国家国民の力党とは水と油の関係。しかし、これら2党では少なからぬ下院議員当選者が安定した連立政権を構えることや国が抱える問題の解決を優先してプラユット首相を新首相に推すことも予想されるという。
総選挙後の首相選びは、下院議員500人と上院議員250人が得票数が5%以上の政党の首相候補の中から投票で選ぶという形で行われる。
(バンコク週報 2019年3月21日)

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