タイ国際航空は2021年1月から、国際線定期便の運航を一部再開する。
日本発着便は、
・成田発バンコク行きTG643便(11:45発→17:05着)を1月6日から週3便(水木日曜日)
・バンコク発成田行きTG642便(23:55発→07:40翌日着)を1月5日から週3便(火水土曜日)
・関西発バンコク行きTG623便(11:00発→15:45着)を1月10日から週1便(日曜日)
・バンコク発関西行きTG622便(23:59発→07:20翌日着)を1月9日から週1便(土曜日)
―運航する予定。これ以外の日本発着便はひき続き運休する。
タイ入国には事前に入国許可証(COE)を取得する必要がある。また、全ての渡航者はタイ入国後、タイ当局が指定した医療従事者から医療検査を受け、隔離施設(ASQ)で14日間以上隔離する。
日本路線以外では、バンコクとロンドン、フランクフルト、コペンハーゲン、シドニー、マニラ、台北、香港、ソウルを結ぶ便の運航を再開する予定。
事実上のタイ国営企業であるタイ国際航空は放漫経営で赤字が続き、今年に入り、新型コロナウイルス感染症でほぼ全面運休に追い込まれ、経営が破たんした。9月にタイ中央破産裁判所が会社更生手続きの適用を認め、債務整理による経営再建を目指している。9月末の負債総額は3389億バーツで、約400億バーツの債務超過となっている。
(newsclip.be 2020年12月1日 01時24分)