バンコク都サイマイ区にあるプミポン・アデゥンヤデート病院に勤務する女医がこのほど、中国シノバック製ワクチンを2回接種していたにもかかわらず、新型コロナに感染して死亡した。また、都庁は先に都内バーンコーレーム区のチャルンクルンプラチャラック病院の医師が新型コロナに感染して死亡したと発表していた。タイでは医療従事者にシノバックのワクチンが優先的に接種されているが、諸外国で同ワクチンの有効性の低さを示すような状況が起きており、タイでもファイザー製ワクチンなどを医療従事者に追加接種する動きが出ている。
(バンコク週報 2021年8月13日)
