バンコク都庁によれば、バンコクでは10月23~30日に水位上昇のためにチャオプラヤ川沿いのうち防水壁が設けられていないエリアが洪水に見舞われる恐れがあるという。
気象局では、ピン川からチャオプラヤ川に流れ込む水量が増加することで下流に位置するバンコクではチャオプラヤ川の水位が20~40センチ上昇することを予想。この水位上昇でバンコクの7つの区では11にのぼる川沿いのコミュニティー、民家239棟あまりが浸水する可能性が高いという。
このため、都庁では洪水の被害を最小限に食い止めるべく防水壁の補強に努めている。