アヌティン副首相兼保健相は6日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、飲食店でのアルコール飲料の提供を制限するなどの規制措置を一部地域で導入する考えを示した。外国人の入国制限も継続する構え。
7日のタイ政府新型コロナ感染症対策センター会議で具体的な措置が決まる見通しだ。
アヌティン副首相は感染者への対応について、無症状、軽症は原則として自宅待機とする方針を示した。また、重症者の数はそれほど増えないと予想した。
6日に報告があった新型コロナのタイ国内感染は5560人で、3日の2759人から倍増した。年末年始の休暇で人の動きが増え、感染力の強いオミクロン株が広がったとみられる。
タイ保健省はこうした事態を受け、6日、新型コロナ感染症の警戒レベルを3から4に引き上げた。
(newsclip.be 2022年1月6日 16時42分)