タイ保健省疾病管理局のチャクララット・ピタヤーウォンアーノン疫学部長は2022年2月9日、新型コロナウイルスの新規陽性者が1日3万人に達するようであれば、水かけ祭り(ソンクラーン)で知られるタイ正月のお祝いは中止になる可能性があると明らかにしました。タイ正月のお祝いは、2020年と2021年と続けて中止になっています。
疾病管理局は、今年4月13日から15日までの水かけ祭は、新型コロナウイルスの状況が制御されていない場合、再びキャンセルされると警告しています。伝染性の高いオミクロン株の蔓延に伴い、保健当局は、その数が増加し、2月末から3月初旬にピークに達すると予想しています。症例は1日3万人でピークに達し、そのレベルでどのくらい継続するかは不明とのこと。
なお2月9日の発表では、1日で確認された陽性者数が1万3,000人を越えました。
(タイランドニュース 2022年2月9日)