タイとラオスは国境を再開することで合意したと、タイ首相府タナコン・ウォンブンコンチャナ報道官が2022年2月23日に発表しました。バンコクポストが伝えています。
タイとラオスの国境再開は、駐タイ・ラオス大使がプラユット首相を表敬訪問した際に決定したとのこと。
この席でラオス大使は、新型コロナウイルスのための医療用品の支援をしてくれたタイ政府に感謝の意を表しました。
プラユット首相は、ビエンチャンでの税関手続きの簡素化を検討し、ラオスのタナレン乾燥港とビエンチャン物流パークで徴収する手数料を調整するよう求めました。またタイ、ラオス、ベトナムの国境を結ぶR 12ルートの開発を検討するよう求めました。
なおタイでは3月1日より、隔離なし入国プログラム「テスト&ゴー」が陸路(ノンカイ国境)にも適用されます。
ラオスでは2月23日の時点で、新型コロナウイルス陽性者の累計が141,694人となり、死亡者数は616人となっています。
(タイランドニュース 2022年2月23日)
(photo by 絵夢座)