タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センターによると、24日に報告があった新型コロナの新規感染（PCR検査での陽性）は国内感染2万3329人、入国・帰国者228人の計2万3557人、死者は38人だった。
刑務所を除く都県別の国内感染は多い順にバンコク都3236人、東部チョンブリ県1250人、中部サムットプラカン県994人、南部ナコンシータマラート県899人、中部ノンタブリ県875人、サムットサコン県790人、西部ラチャブリ県666人、南部プーケット県645人、東部ラヨン県642人、東北部ナコンラチャシマ県629人。
入国後の検査で陽性となったのはロシア（58人）、カンボジア（26人）など39カ国・地域からの渡航者。
累計の感染者数は279万4350人になった。累計の死者は2万2768人、死亡率は0.81%。
入院中は18万993人で、人工呼吸器を装着している患者は240人。
新型コロナワクチンの接種回数は23日までの累計で1億2247万3371回で、人口の76.6%が少なくとも1回の、71.3%が少なくとも2回の、28.2%が3回以上の接種を受けた。
タイ政府が発表する新型コロナ新規感染者の公式な数字はPCR検査によるものだが、24日には、抗原検査キット（ATK）による検査でさらに2万2240人が陽性となった。
タイの公共放送タイPBSによると、南部ソンクラー県で治療にあたっている現場の医師は実際の感染者数は公式発表の3～4倍と見積もっている。また、プーケットでは感染者の95%以上が無症状だという。
（newsclip.be 2022年2月25日 01時08分）
