事実上のタイ国営企業で経営再建中のタイ国際航空は28日、監査法人が意見を表明しない2021年度決算を発表した。売上高は前年比51%減の237.5億バーツ、営業損益は197億バーツの赤字だった。
旅客数は72.1%減、164万人。貨物輸送量は21%減、13万2347トン。
タイ国際航空はもともと慢性赤字体質で経営が危機的な状況だったところへ、新型コロナウイルス感染症で航空需要が激減し、経営が破たんした。2021年から会社更生手続きの適用を受け、経営再建を目指している。
(newsclip.be 2022年2月28日 15時55分)