警察庁入国管理局の統計によれば、今年1月1日から2月26日までにタイに入国した外国人数の上位5位は、マレーシア人、ロシア人、韓国人、中国人、インド人の順だった。ロシア人は昨年1年間の訪タイ数は9位だったが、今年に入り増加が目立っている。
また、訪タイ・ロシア人は増加しているものの、ロシア人関連の犯罪は目立っては増えてはおらず、不良ロシア人のタイ入国増は確認されていなという。 入国管理局担当者は、「プーケット、サムイ島、パタヤなどロシア人に人気の観光地でも国家の安全保障に影響を及ぼしかねないロシア人はいない」としており、悪名高いロシア系犯罪組織であるロシアン・マフィアの存在はタイでは確認されていないとのことだ。
(バンコク週報 2023年3月13日)