2023年5月1日、タイ保健省は、15歳以上の働くタイ人の40%以上がファストフードや運動不足によって太りすぎており、その生活習慣から疾患のリスクを抱えていることを明らかにしました。
調査によると、働くタイ人男性の平均ボディマス指数(BMI)は24.2で、働くタイ人女性は25.2で、どちらも正常値を上回っていると考えられています。また、働くタイ人男性の37.8%と女性の46.4%が太っていると考えられており、男性の27.7%と女性の50.4%が腹部に余分な脂肪を持っています。
働くタイ人の肥満の原因の1つは、毎週約40時間をオフィスで過ごし、ファストフードを食べざるを得ないことにあるとされています。
研究者によると、レストランでの食事はストレスを和らげるかもしれませんが、同時に体重増加や糖尿病、高血圧、高コレステロール、心臓や腎臓病などの非感染性疾患にかかるリスクを増加させる可能性があることが示されています。
このため、世界保健機関は、ジョギング、速歩、サイクリング、有酸素運動、またはヨガのエクササイズなどを取り入れて、働く人々が少なくとも1日30分または週150分の頻繁に運動することを推奨しています。
さらに、健康を維持するために、毎晩7〜9時間の睡眠をとり、定期的に体重とウエストサイズを監視することがアドバイスされています。
(タイランドニュース 2023年5月2日)