タイ空港公社(Airports of Thailand:AOT)は、6つの空港でより優れた技術を導入したことによるコスト増加に対処するため、2024年4月1日から旅客サービス料(Passenger Service Charges:PSC)を30バーツ値上げします。
値上げの対象となるのは、スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハジャイの6空港。国際線出発旅客の旅客サービス料が1人当たり700バーツから730バーツに、国内線出発旅客の旅客サービス料が1人当たり100バーツから130バーツに値上げされます。
優れた技術を導入する主なシステムは次の3つです。
・チェックインカウンターのサービスを国際水準に高める共用端末機器。
・セルフチェックインと出発6~12時間前の事前チェックインが可能で、チェックインカウンターに並ばずに済む「共用セルフサービス」。
・搭乗手続きと荷物の積み込みが可能な共用バッグドロップ。
この料金は一般に航空会社が徴収する空港税と呼ばれ、航空券の価格にすでに含まれています。
(タイランドニュース 2023年11月25日)