前政権が導入したコメ質入制度で
巨額の損失が生じたことについて
当時のインラック首相が職務怠慢で
訴えられた訴訟の初公判が5月19日に最高裁判所で行われた。
罪状認否においてインラック前首相は容疑を否認し、潔白を主張した。
実質的には政府による高値でのコメの買上だった
同制度による損失は5000億バーツにのぼるとされ、
仮に有罪となれば、
前首相は最高で禁錮10年の刑を科せられる可能性がある。
また、前首相の弁護士によれば、
前首相は3000万バーツで保釈が認められたが、
出国する場合は事前に裁判所の許可が必要という。