タクシン派・インラック政権が追放されることになった
昨年5月22日の軍事クーデターについてタクシン元首相が
5月20日、「枢密院が黒幕」との見方を示したが、
プラユット首相は22日、「クーデターはわたしが命をかけて行った。
誰かに命令されたものではない。家族にもなにも話していなかった」と述べ、
クーデターに枢密院など第三者が関与した事実はないと明言した。
さらに、首相は、「クーデターが正しくないことはわかっている。
しかし、わたしは(問題が起きていて)国が崩壊しかけているのに
見て見ぬふりをすることはできなかった」と話している。
なお、プレム枢密院議長は
タクシン流政治に批判的なことで知られており、
タクシン派も同議長を目の敵にしたことがある。