21日、タイ警察は、外国人旅行者相手に詐欺を働いた疑いなどで、
バンコクの王宮周辺のトゥクトゥク(3輪タクシー)運転手ら22人を逮捕したと発表した。
警察によると、容疑者グループは、
王宮などを訪れた外国人に声をかけて、
宝石店、仕立屋、レストランなどに連れて行き、
価値の低い宝石やスーツを高値で売ったり、食事代をぼるなどしていた。
タイの有名観光地でのこうしたトラブルは数十年前から存在する。
被害者がインターネットに状況を書き込んだり、
各国の大使館が注意を呼びかけているが、被害が後を絶たない。
タイ警察による取り締まりは毎回一過性で、
トラブルの根絶に向けた取り組みは行われてこなかった。