タイ商工会議所(TCC)が実施した調査で、
国内の企業のほとんどが賃上げに否定的との結果が出た。
これまでの全国一律300バーツの1日当たり最低賃金の廃止に伴い、
一部では最低賃金が引き上げられるとの見方も出ている。
だが、調査結果では、企業は1日当たり最低賃金が
360バーツに引き上げられたら、収益が大幅に減少し、
大打撃を受けると考えていることがわかった。
また、企業側は、賃上げが経営難、従業員解雇につながり、
また、製品価格のアップで消費者の負担が増す恐れもあるとも指摘している。