タイでは死去したプミポン国王への弔意を表すために
黒い服を着る動きが広がっていますが、品不足で入手が難しくなっているため、
タイ政府は低所得者に無料で黒いＴシャツを配布することを決めました。
タイでは死去したプミポン国王への弔意を表すために
黒い服を着る動きが広がっています。
新たに買い求める人も多く、品不足で入手が難しくなっていて、
これまでの2倍以上の値段で販売しようとする悪質な業者も出ています。
このためタイ政府は、年収10万バーツ（日本円でおよそ30万円）以下の低所得者に
無料で黒いＴシャツを配布することを決めました。
国内の工場に製造を依頼して1枚およそ150円で買い上げ、
全国にある政府系の銀行の窓口で1人1枚ずつ配布するということです。
対象となる人は830万人に上り、
タイ政府はおよそ12億円の費用をかけることにしています。
一方で、タイ政府はこの問題について１７日に対策会議を開き、
小売店への監視を強めて、
服を値上げしている悪質な業者を取り締まる方針を確認しました。
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