2017年6月5日、タイ内務省が
プラユット首相からのアンケートとして4項目を提示し、意見を求めた。
これに対して、SNSを中心に賛否両論が沸き起こっている。
首相からの問いかけは以下の4つ
1:次の選挙では、いい政府はできるのか?
2:もし、できないのならどうするべきか?
3:国の将来や他の問題を犠牲にして、選挙だけにフォーカスしてもいいのだろうか?
4:過去に不正をした政治家を再び選挙に参加させてもいいのだろうか?
首相がこうした形で国民へ問いかけるのは、
異例なことではあるが「すべての回答に目を通すので、
ぜひ声を聞かせて欲しい」と呼びかけている。
しかし、回答時にはID番号の開示を求めており
「現在のように政権に批判的な者には、強引な法執行が行われている中で、
率直な意見が出されるとは思えない」という意見がネットに多く寄せられている他、
「自身が首相を続けたいから、それを導き出したいんだろう」
「自身が選挙に出て、答えをだせばいい」という反感の声とは逆に
「首相にはずっと続けて欲しい」と言った意見も散見された。
こうした世論の反応を見た内務省は
「国民の意見をもとに問題解決をしたいというのが首相の意図だ」と発表。
当の首相も「過去これまでは、地方の国民を騙す政治が行われて来た。
国民に良い国とは何なのかを考えて欲しい」と説明している。
これに対し、民主党アピシット党首は
「悪人を排除すべく憲法を新しく作ったはず、何を今さら」とあきれ気味だ。
(Global News Asia 2017年6月7日 09時00分)
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