タイ南部で、幹線道路に仕掛けられた爆弾が連続して爆発して
警察官ら2人が死亡、25人がけがをし、
軍はタイ南部で分離独立を目指すイスラム系の武装勢力による
テロ事件と見て捜査を進めています。
14日午前、タイ南部のマレーシア国境に近いヤラー県で、
軍や警察の車列を狙って幹線道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、
待ち伏せしていた武装勢力との間で銃撃戦となりました。
その後、武装勢力は逃走し、
警察の爆発物処理班や兵士らが現場を調べていたところ、
同じ場所で再び爆発が起き、
一連の爆発と銃撃戦で警察官と兵士の2人が死亡、25人がけがをしました。
地元メディアが報じた2度目の爆発直後の映像では、
現場を調べていた大勢の警察官や兵士が爆発に巻き込まれ、
混乱した様子が映っています。
待ち伏せ攻撃を受けた軍や警察の車列は、
この事件の前に幹線道路沿いで起きた別の爆発現場に向かっていたということで、
軍は、分離独立を目指してこの地域でテロを繰り返す
イスラム系の武装勢力による周到に計画された犯行と見て捜査を進めています。
（NHK NEWS WEB 2017年9月15日 06時58分)
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