2008年11、12月にタクシン元首相に反対するデモ隊数千人が
バンコク郊外のスワンナプーム空港とドンムアン空港を占拠した事件で、
デモの指導者13人に損害賠償の支払いを命じる判決が21日、確定した。
反タクシン派団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」幹部で
元実業家のソンティ・リムトーンクン氏、ジャムロン元バンコク都知事らに対し、
5.2億バーツに年利7.5%で9年分の利子を上乗せした額を、両空港を運営する
タイ国営企業エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)に支払うことを命じた。
PADは2006年、2008年にタイ首相府や国営テレビ局の襲撃占拠、
国会議事堂の包囲といった過激なデモを繰り広げたが、
幹部のほとんどは逮捕、起訴を免れている。
ただ、ソンティ氏は昨年9月、証券取引法違反で禁錮20年の実刑が確定し、服役中。
(newsclip.be 2017年9月24日 23時27分)
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