「アメージング・タイランド観光年2018」として、全世界からの誘客を強化する。
「ツーリズムEXPOジャパン2017」にあわせて来日したTAT副総裁の
シースダー・ワナピンヨーサック氏は、
「中・高所得層でタイを訪れたことのない人々に重点を置く」と
プロモーション方針を説明。
働き始めた若い女性や大学生なども取り込む考えを語った。
「観光年」に伴い、タイでは受入体制の強化に取り組んでいるところ。
同氏によれば、10月から観光警察の組織を
「部」から「局」に格上げして予算を増やし、警察官を年末までに1000人増員。
監視カメラの設置台数も7割増やすなど、安全対策を強化する。
また、ゲートウェイとなる空港の受入人数の増加をめざす方針で、
バンコクのスワンナプーム空港を拡張して、
年間旅客数を現在の4500万人から、19年までに6000万人に拡大する。
プーケット国際空港についても、
現在の1250万人を22年には2500万人にするという。
同氏はそのほか、20年近く利用しているタイ旅行のブランド
「アメージング・タイランド」を今後も利用する考えを示しながらも、
新たなコンセプトとして
「Open to New Shades of Thailand(タイの新たな側面の発見)」を
加えることを説明。
「よく知っている観光地でも、見方を変えると価値が生まれる」と語るとともに、
現地で体験できる独自の体験を訴求する方針を示した。
例えば、バンコクではウォーキングツアーやトゥクトゥクを利用しての屋台巡り、
夜に王宮の跡地を巡るサイクリングツアーなどを訴求する。
TATによれば、16年の訪泰日本人旅行者数は前年比4.6%増の約144万人。
17年1月から7月までの累計は
6.5%増の85万9710人で、通年では5.86%増の150万人、
観光収入は11.5%増の650億バーツ(約2231億円)を見込むという。
18年については観光収入の目標のみ開示しており、
17年見込み比7.7%増の700億バーツ(約2403億円)をめざす。
(Travel vision 2017年11月1日)

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