出稼ぎ外国人が漁船乗組員の大多数を占めているが、
労働省はこのほど、漁業従事者の深刻な不足を改善すべく、
最低賃金を1ヵ月1万2000バーツに設定して
漁業に就くタイ人を増やすことを提案した。
同省雇用局のアヌラック局長は、
出稼ぎ労働者の就労許可が厳格化されることで
漁船の乗組員不足は今後さらに深刻化することが懸念されると指摘。
同案では、漁業従事者は月給が最低1万2000バーツ支給されるほか、
食費、居住費、社会保険料も会社負担とされている。
なお、この案について、
タイ漁業協会や複数の漁業組合が前向きな姿勢を見せているとのことだ。
（バンコク週報 2017年11月9日)
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