2014年9月30日と2015年9月30日の年度末報告はすでに会計検査院が了承。ルアンカイ氏によれば、財務当局による報告ではコメ質入れ制度による損失に言及されていないにもかかわらず、最高裁によってインラック前首相は同制度で巨額の損失が出たなどとして有罪とされたもので、この判決は不当だという。
しかし、プラチュク会計検査院長によれば、財務当局の年度末報告は国家予算の政府機関への割り当てや予算の執行などに関するものであり、コメ質入れ制度などの特定プロジェクトを説明するものではない。従って、コメ質入れ制度による損失が記載されていなくとも不思議はないとのことだ。
(バンコク週報 2018年8月28日)

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