バンコク首都圏の都市鉄道新路線レッドライン向けの鉄道車両の第1弾、2編成が12日、タイ東部のレムチャバン港で陸揚げされた。
日立製作所が製造し、笠戸事業所(山口県下松市)から出荷した。日立はレッドライン向けの全25編成(130両)を2020年6月までに出荷する予定。
レッドラインはバンコク中心部のバンスー駅を起点に北に26.4キロ、西に14.6キロ伸びる。北線は日本政府の円借款、西線はタイ政府の自己資金で建設が進んでいる。2016年に日立、三菱重工業、住友商事が鉄道システム一式をタイ国鉄(SRT)から受注。日立が車両の設計製造、三菱重工が信号、通信、軌道、電力などのシステムの設計調達、住友商事が商務の取りまとめと現地でのシステム据え付けを担当する。
(newsclip.be 2019年10月14日 21時21分)