中国・湖北省武漢発の新型コロナウイルスは、現在も感染者が増加中。特に韓国での増加率が高く2020年2月22日現在では、合わせて433人の感染が確認されています。
一方タイでは感染が確認されたのは、これまで合計35人で、ここ数日間増加はありません。
そんな中、バンコクの有名高級デパートの従業員が、新型コロナウイルスに感染したとの情報が拡散しましたが、当のデパートは、その情報は嘘(フェイクニュース)であると明確に否定する声明を2月22日に公式Facebookページにて発表しています。
噂になったデパートによると、現時点では従業員の中で感染者は確認されておらず、従業員に発熱があった場合には保健省が推奨する通り自宅待機になるとのこと。また、誤った情報をSNS等でシェアしないように求めています。
フェイクニュースの拡散は犯罪行為であり、罪に問われる場合があります。実際に新型コロナウイルス関連でフェイクニュースを拡散したとして複数の逮捕者も出ているため、情報の拡散には十分ご注意ください。裁判で有罪となれば、最高で5年の禁固刑となります。
(タイランドニュース 2020年2月23日)