2020年8月18日にタイ内閣が承認したと伝えられた大型バイク免許の新設。その詳細が明らかになってきました。
タイ陸運局は、交通事故の殆どがドライバーやライダー自身が原因で発生しているとし、年間2万人が交通事故で死亡している現状に対処するために、運転免許の申請と延長について新たな措置を提案しています。
その一つが、先天性疾患をもつ人の免許の取得を禁止すること。一つが先に伝えられた、大型バイク免許の新設です。
タイ語メディア・タイラットによると“大型バイク”は排気量が400CC以上。先の内閣の承認から120日以内に、大型バイク免許が新設され、取得には、新たな訓練と試験が必須になるように規則が変更されます。
なお現在のバイク免許取得は比較的容易。免許センターで数時間の講習を受け（交通ルールの動画を視聴するのみ、日本語字幕あり）、テストに合格し（1日2度まで、何度でも受験可能、日本語あり）、簡単な実施試験に合格すれば、免許取得となります。
（タイランドニュース 2020年8月23日）
