タイ保健省は21日、新型コロナウイルスの感染者が17日以降にバンコク西郊のサムットサコン県で821人、同県の北隣のナコンパトム県で2人、バンコクで2人、バンコク南郊のサムットプラカン県で3人、中部サラブリ県で3人確認されたと発表した。
サムットサコンの感染者の約9割は県内の市場などで働くミャンマー人労働者で、ほとんどは無症状。
タイ国内の新型コロナ感染者数は21日の集計で、前日から382人増え、累計5289人となった。このうち60人が死亡した。
一方、タイのテレビ報道によると、バンコク北郊パトゥムタニ県の保健当局は21日夕方、県内で新型コロナの感染者2人が確認されたと発表した。2人は鮮魚商の夫婦で、サムットサコンの市場を訪れた際に感染した疑いがある。
同日、バンコク都内の海鮮料理店「ソムサック・プーオプ2号店BTSクルントンブリ」はフェイスブックに店主の男性が新型コロナ陽性と診断されたと通知した。
(newsclip.be 2020年12月22日 01時55分)
