タイには2021年2月24日に、中国から最初の新型コロナウイルスワクチン(シノバク・バイオテク製 20万回分)が到着。感染リスクの高い県から接種が始まります。
タイ国政府観光庁(TAT)のユタサック・スパソーン総裁は2月24日、新型コロナウイルスワクチンを接種した旅行者に対する規制緩和計画が準備中であると語りました。ロイターが伝えています。
現在タイに入国した人々は14日間の隔離検疫を受けなければなりませんが、総裁によると、ワクチンを接種すれば隔離検疫を免除するか、隔離検疫を3日間に短縮する可能性について検討中。また第三四半期(10月~12月)には旅行者を歓迎したいため、急ぐ必要があるとのこと。
またタイ政府観光庁は、4月にもパッケージツアーの販売を開始する予定とも伝えられています。
先の報道によると、中国から到着したワクチンはバンコク都と感染リスクの高い8県で接種が開始される予定ですが、タイ観光スポーツ省はチョンブリ、クラビ、パンガー、チェンマイ、プーケットといった主要観光地がある県の観光労働者のために10万回分のワクチンを要求しています。
(タイランドニュース 2021年2月25日)