タイCOVID-19状況管理センター<the Centre for Covid-19 Situation Administration:CCSA>のアシスタント・スポークスマンによると、タイは2021年10月までに世界への扉を開くこと(多くの外国人旅行者を受け入れること)を望んでいます。
アシスタント・スポークスマンは「10月まで…」について、この発表はあくまで目標であり、決定事項ではないと述べています。 国の開放が決定の場合は、準備期間が必要な観光業界を考慮して、時間に余裕をもって発表されるとのことです。
さらに開放の可否は、他国の状況や、ワクチンの状況、航空会社の安全対策の状況にも左右されると言います。また危険度の高い国は、再開の対象外となる可能性もあります。実際に先日発表された4月からの隔離期間短縮は、アフリカ大陸で複数のウイルスの亜種が出現しているため、アフリカからの旅行者は対象外となっています。
なお10月までに完全に再開されなくても、タイのハイシーズンに合わせて、より広い範囲で再開される可能性があるとのことです。この件は、3月15日(月)に行われるタイCOVID-19状況管理センターとのいくつかの会議で熟考されます。また3月16日(火)と3月18日(金)には、内閣との会議も行われます。
(タイランドニュース 2021年3月11日)