世界的なビーチリゾートであるプーケットは、2021年7月1日から新型コロナウイルスワクチン接種済みの外国人観光客を隔離なしで受け入れる「サンドボックス」をスタートさせる計画です。そこでタイ観光・スポーツ省ピパット・ラチャキットプラカーン大臣は、プーケットの再開までに、プーケットでの新型コロナウイルス陽性者をゼロにする必要があると述べました。5月7日に各報道が伝えています。
大臣は、「第4四半期までに集団免疫を達成するには、特にバンコクでのワクチン接種をスピードアップする必要があります。観光の信頼を回復するには、今月末までに1日あたりの陽性者数を200人未満にする必要があります」と述べています。
なお5月6日の発表によると、プーケットで1日で新たに確認された陽性者は18人。4月以降に確認された陽性者の合計は485人です。
またタイが新型コロナウイルスを抑え込めれば、香港、シンガポール、ラオス、マレーシア、ベトナムなどの近隣諸国とのトラベルバブル※の議論を再開する予定とのこと。
※トラベルバブルとは、特定の国や地域同士の人びとが、隔離無しで自由に行き来できるようにする枠組みのこと。
(タイランドニュース 2021年5月7日)