マレーシアの格安航空大手エアアジア傘下でタイを起点に中長距離路線を運航するタイ・エアアジアXは3日、バンコク(スワンナプーム空港)~成田線の運航を開始した。
成田からの初便の乗客数は126人と低調だった。
タイ・エアアジアXは当初、バンコク~成田線を毎日1往復運航するとしていたが、4日の発表では、7月中は週2往復としている。8、9月に週4往復、10月には毎日1往復に増便する計画。また、10月にバンコク~大阪、バンコク~札幌就航を目指す。
タイ・エアアジアXは新型コロナウイルス感染症の影響で運航を停止していたが、バンコクの拠点を北郊のドンムアン空港から東郊のスワンナプーム空港に移転し、6月1日、ソウル線の運航を週3往復で再開した。ソウル線の搭乗率は平均95%で推移している。
同社の経営状況は厳しく、今年5月、タイ中央破産裁判所に事業更生手続きの適用を申請した。法的整理で債務を整理し、再建を目指す。
(newsclip.be 2022年7月5日 16時22分)
