マレーシアの格安航空大手エアアジア傘下でタイを起点に中長距離路線を
運航するタイ・エアアジアXは1日、バンコク(ドンムアン空港)ー成田(毎日1往復)、
バンコク―関西(週5往復)の運航を開始した。
エアアジア・グループによるタイ日本直行便は初めて。
バンコク発成田行きの最初の便は、ローシーズンにもかかわらず、搭乗率は80%だった。
2015年第1四半期の予約率はすでに50%に達している。
タイ・エアアジアXは、日本路線の需要が今後拡大すると見込み、
来年4月のソンクラン(タイ正月)の連休に合わせ、2015年3月26日から、
バンコク―成田を1日2往復に、バンコク―関西を毎日1往復に増便する。
タイでは、日本は比較的近い先進国で、観光資産が豊富、安全な旅行先として人気が高まっている。
日本政府観光局(JNTO)によると、日本を訪れたタイ人は2012年が前年比80%増の26万800人、
2013年が74%増、45万3600人、今年1―7月は前年同期比61%増、37万3500人だった。