タイ深南部ナラティワート県は、「分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆弾事件が頻発しているため」という理由で日本の外務省により危険レベル3に指定され、「渡航は止めてください」と渡航中止勧告が出ています。
そんなナラティワート県チャネ区で2022年11月19日朝、治安部隊との銃撃戦で暴徒と疑われる人物が殺害されました。バンコクポストが伝えています。
報道によると、武装勢力がチャンプック山に隠れているとの情報を得た兵士、警察、地元当局の合同チームが地域一帯を取り囲んだ後、未知数の武装した男たちが発砲しました。銃撃戦となり、その後、武装勢力と疑われる1人の死体が発見されました。合同チームは彼のM4カービン銃を押収しました。
ナラティワート県では、11月13日にも衝突が発生しており、地元住民1人が死亡、2人が負傷しています。