タイ北部チェンマイ県のチェンマイ国際空港は、増加する中国人旅行者などに対応するめに、2023年11月1日から24時間化する準備を進めています。現在チェンマイ国際空港の営業時間は、午前6時から午前0時までです。
タイ首相府のチャイ・ワチャロン（ชัย วัชรงค์）報道官は2023年9月18日、閣議終了後のセター・タビシン首相が観光業に注力するよう指示したと発表しました。そこにチェンマイ国際空港の24時間化が含まれています。
チェンマイは、タイを代表する観光地であり、中国、日本、韓国からの観光客が多い地域です。空港を24時間営業にすることにより増便が期待され、効率的な旅行が可能になります。
また、間もなく中国人はビザ無しでのタイ入国が可能になるため（期間限定）、増加する中国人旅行者にも対応します。首相も、ビザ無し措置に合わせてチェンマイ空港を24時間開放するのが合理的だと考えているとのことです。
チェンマイ国際空港では、ターミナル拡張計画も進行中で、2027年までに完了する予定です。
