タイ財務省歳入局(The Revenue Department)は、購入申告の行列を減らすため、観光客に対する付加価値税(VAT)還付基準を改変し、2023年12月1日より発効しました。タイ広報局が2024年1月12日に伝えています。
詳細は以下のとおりです。
税関職員に申告が必要な物品の合計金額は、5,000バーツ(約144米ドル)から20,000バーツ(約577米ドル)以上に引き上げられました。
宝石、金、装飾品、時計、眼鏡、ペン、携帯電話・スマートフォン、ノートパソコン・タブレット、ハンドバッグ・ベルトなどの9種類の高級品については、申告義務金額が10,000バーツ(約288米ドル)から1品目あたり40,000バーツ(約1,155米ドル)以上に引き上げられました。 機内持ち込み品については、1品目あたりの申告義務金額が50,000バーツ(約1,443米ドル)から100,000バーツ(約2,886米ドル)以上に引き上げられました。
新しい基準により、申告義務のある観光客の数が年間120,000人から30,000人、1日あたり333人から84人に減少すると予想されています。
(タイランドニュース 2024年1月12日)