タイ内閣は、観光収入を増やすため、酒類や娯楽施設の税金を引き下げる一連の提案を承認しました。
タイを観光の中心地として位置づけ、観光客の消費を促進することを目的としたこの提案は、ワインに課される物品税を10%から5%に引き下げ、酒税をリッター当たり1,500バーツから1,000バーツに引き下げます。地元で製造される酒に対してはについては、物品税は免除されますが、アルコール度数7%のお酒の酒税は変わりません。
財務次官は、これらの提案は、地域に根ざした観光を優先し、地元の農産物の質を向上させ、観光関連サービスを国家経済の重要な推進力として位置づけるものであると述べました。
これらの新たな措置により、観光客によるアルコール飲料への支出は3%増加し、観光収入は29億バーツ増加し、一人当たりの平均支出は43,400バーツに増加するとのことです。
タイ政府はまた、ナイトクラブ、パブ、バーなどの娯楽施設の物品税を10%から5%に一時的に引き下げることを導入。この措置は2024年12月31日まで適用されます。
（タイランドニュース 2024年1月4日）
