2015年2月11日、タイのテレビニュースによると、
タイ北部にある世界遺産のスコータイ歴史公園において、
中国人観光客の行動に対する監視を強化することになったと報じた。
公園の管理事務局では、
これまで公園を訪れる観光客、
特に中国人観光客の行動には頭を痛めていたという。
主には、仏像に登ったり、
立ち入り禁止のところへ入り込んで撮影したり、
ゴミを散らしたままにすることが多いからだ。
公園内には当然、
至るところに立て札や警告が立てられているが、
彼らには目に入っていないようだった。
そのため、今年に入ってからは、
特にこうした中国人への監視を強化し、
園内のパトロールも始めている。
万が一、警告に違反した者に対しては、
ツアーガイドに対して、清掃や元通りに戻すように要求する。
今回、公園がこうした決定に至ったのには、
先日タイ北部チェンライのロンクン寺境内で、
中国人観光客によってトイレを非常に汚く使用されたことから、
ツアーガイドがトイレへ同行する場合にのみ、
拝観を許可するという異例の処置を取ったことが大きいという。