干ばつの被害が拡大していることから、
これが今年のタイ経済成長率を
0.5ポイント押し下げるといった見方も出ている。
ソムマイ財務相は、
「干ばつの影響がどの程度になるかは、政府の準備次第」
と述べて、対応が不十分であれば、
干ばつが大きなマイナス要因になりかねないとの見解を示している。
今年のタイ経済成長見通しは、
財務省財政政策室(FPO)が3.7%、
タイ中央銀行が3%、
国家経済社会開発委員会(NESDB)が3%~4%。
FPOは来月に見通しの見直しを予定しているが、
干ばつの影響などを考慮して見通しが修正される可能性もあるという。