タイ観光・スポーツ省は20日、
10月の外国人旅行者数が
前年同月比1.0%増の222万8,796人だったと発表した。
伸び率は昨年12月以降で初めて
1桁台に縮小した前月からさらに鈍化し、年初来最低となった。
8月にバンコクで発生したテロの影響が続いているもようだ。
10月の旅行者数を国・地域別にみると、
中国が前年同月比13.1%増の56万6,053人で首位。
中国は2位のマレーシアを30万人強上回り、ほかを圧倒した。
マレーシアは2位を維持したものの
前月の15.5%増から3.8%減に急降下した。
日本は今年初めてマイナスに転落し、5.7%減で5位だった。
テロで被害者が出た香港は12.7%減、
シンガポールは16.5%減と2桁落ち込んだ。
東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国からの旅行者は、
0.1%減の61万240人とほぼ前年並み。
欧州は7.4%減の40万4,060人、
南アジアは0.3%増の11万7,515人、
米州は8.4%増の9万8,458人だった。
中東は23.8%減の4万7,007人と地域別で落ち込み幅が最大だった。
1月~10月は前年同期比24.8%増の2,436万4,667人。
日本は12.1%増の114万1,004人で、
中国、マレーシアに次いで3位となっている。
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