タイでクーデターが起きてから2年となる22日、首都バンコクでデモ行進が行われ、
参加者たちが軍主導の暫定政権に対し、早期の民政復帰を訴えました。
タイでは、政治の混乱を受けて2年前に軍がクーデターを起こして以来、
軍主導の暫定政権が続いています。
暫定政権は来年、議会選挙を行い、民政復帰するとしていますが、
基盤となる新しい憲法の草案の内容が民主的でないとして
批判の声が上がるなど、その道筋は不透明なままです。
22日は、300人余りの市民が「クーデター反対」とか「憲法草案には反対を」
などと書かれたプラカードを手にバンコクの街なかをデモ行進し、
「暫定政権は退陣しろ」とシュプレヒコールを挙げました。
憲法草案を巡っては、ことし8月に内容の賛否を問う国民投票が
行われる予定ですが、新政権に移行してからも事実上、
5年間は軍の影響力が強く残る内容になっているほか、
先月からは憲法草案への賛成や反対を呼びかける運動が禁止され、
人権団体や欧米諸国が言論の自由が尊重されていないと懸念を強めています。
デモ行進に参加した女性は
「民主的な憲法を作って民政復帰してほしいと強く言いたいです。
クーデターから2年という期間は長すぎます」などと話していました。
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